漢字検定必勝法【漢字検定合格】

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漢字―生い立ちとその背景
漢字―生い立ちとその背景
岩波書店
price : 777
release : Now On Sale


漢字は想像力の宝庫である

文明の真髄を語る本である。私たちが普段何気なく書き記している漢字は、現在、世界に生きている「文字」の中でも、特異な象形文字です。古代に於いて象形文字は最も最初に現れた。古代中国にその起源があり、それは、東アジアの文化に決定的な影響を及ぼし、日本の文化はこの漢字が無ければ、その存在は随分今とは変化を余儀なくされたでしょう。江戸・明治に於いてさえ、漢籍の素読は精神の成長に基本的な基礎となった。漢詩然り、短歌・俳句然り、漢語調はやがて言文一致体となり、小説も評論も当世風と成ったが、それでも漢字が無かったら日本語の表現は、今より随分痩せてしまうと思います。今は、漢字より日本語より、英語が幅を聞かす時代だ、日本語の使い方が良く身に付かない内に、中途半端な英語を学ばせようとする時代だ。勿論、英語が母国語と同じ様に読み書き話せれば、言うことは無いが、基礎は母国語にあると思う、その上で外国語が2つくらい身に付けば理想ですが、中々その様にはいかない。
白川先生は、漢字研究の大碩学であられる、それは、甲骨文字の業績や、また「字統」や「字訓」などの素晴しい著書を、お書きになっている。この新書を読んで、何よりも漢字に対する目が広がった事を心から感謝したい、今の日本では、読む力、書く力は、随分痩せて来ているのではないか?子供達に本当に良いテキストを与えていないのではないか?多くの象形文字は滅び去ったが、漢字はこれからも生きつづけられるか?先生はお書きになっている「民族とその言葉が滅びなくとも、文字はその文化の敗北によって滅びる」と!

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